イーロン・マスクは、自身がツイッターから買収してXへと改称したソーシャルメディア上で展開する、待望の「X Money」サービスが来月、一般公開されると述べた。
暗号資産関連の投稿の最前線からは退いたものの、マスクは依然としてビットコイン価格および暗号資産市場における最大級のインフルエンサーの1人であり、ミーム系の「ビットコインのライバル」であるドージコインの価格を一時、急騰させた。
最近のビットコイン価格の反落にもかかわらず、暗号資産と統合された「X Money」はビットコインや暗号資産価格の追い風になると見込まれており、暗号資産市場で最も強気な層は引き続き、天井知らずのビットコイン価格予測を打ち出している。
「X Moneyの早期一般アクセスは来月開始される」とマスクは投稿。この決済アプリは残高に対して6%の利回りと、X内でのピア・ツー・ピア送金機能を提供する見込みだ。
𝕏 Money early public access will launch next month
— Elon Musk (@elonmusk) March 10, 2026
マスクが4月にローンチを確認した後、X Moneyの暗号資産統合を巡る思惑から、ミーム系のビットコインのライバルであり、マスクが長らく最大の暗号資産に代わる実用的な選択肢として持ち上げてきたドージコインの価格は8%上昇した。しかし、その後はビットコインおよび暗号資産市場全体の後退と歩調を合わせて下落した。
先週、マスクはX Moneyを「世代に一度の機会」と呼ぶ投稿をシェアし、「高利回り貯蓄」が含まれると述べた。また、ユーザーは「投資、ローン利用、マネーマーケット口座の保有、さらには国債へのアクセス、タイムライン上でリアルタイムの株価を確認しシームレスに取引を実行できるスマートキャッシュタグ、暗号資産統合、そして場合によってはフル資産管理」が可能になるとした。
マスクは近年、ソーシャルメディアサイトを中国のWeChatに対抗する多機能な「スーパーアプリ(everything app)」へと変貌させる計画の一環として、X Moneyを繰り返し予告してきた。
X Moneyは、子会社のX Paymentsを通じて米国40超の州でライセンスを取得しており、口座への資金投入に向けてVisaを提携先としている。ビットコイン価格と暗号資産市場全体にとっての潜在的な「追い風」としても挙げられている。



